株式会社フジイ金型様
企業成長に寄り添うWebサイトの役割拡大。
10年にわたる二人三脚の軌跡。
難易度の高い案件にも対応できる設計部門、EVなど新たな技術動向への対応力、年間300型を超える社内一貫生産能力などで高い評価を受けているフジイ金型様。
創業者である先代からの社長交代という時期(2012年)に、2代目社長となる藤井寛達氏から声をかけていただいたことが縁で、サイト運営にかかわらせていただくようになりました。
以来、10年以上にわたって、すべてのサイト運営をBoundForに委託いただいております。
Company Profile
事業内容
自動車部品メーカーを中心に《ダイカスト》と呼ばれる金型を納入するダイカスト金型の専門メーカー。アルミ、亜鉛、マグネシウム、真鍮など、125tonから800tonまでのダイカスト金型の設計、製作、加工、修理の全てに対応しています。
所在地
愛知県扶桑町
Official Website
Challenge & Approach
サイトをより戦略的に活用するため、藤井社長とBoundForで定期的なサイト運営会議を重ねています。アクセス解析やSEO対策のようなWeb関連の話題のみならず、金型業界の環境変化、経営ビジョン、技術継承などの認識合わせや、新規問い合わせ獲得、ブランディング強化、採用強化への施策決定などを通して、企業成長にともなう経営課題解決に対応したWeb活用に二人三脚で取り組んでいます。
STRATEGIC INITIATIVES
マーケティング戦略の変更
「ダイカスト金型の技術集団」というキャッチフレーズを設定。それに合わせて自社の強みを再定義して「選ばれる理由」ページのコンテンツを刷新しました。
それまでの短納期、低価格、高品質というアピールポイントだけでは、他社との差別化という点においてインパクトに欠けていることは否めませんでした。特長を打ち出すために藤井社長とも何度も話し合いをおこない、社長自身がエンジニア出身という背景も考慮して、より「エンジニアリング」を前面に出すこととしました。これにより<設計力のある企業><難しい課題にも取り組める企業>というイメージを訴求できるようになりました。
得られた成果:引き合いの質が上がり、メーカーからも直々に相談を獲得
問い合わせの質が大きく変化するようになりました。従来の自動車部品メーカーからの技術要求レベルが上がり受注単価が向上しました。セットメーカーの開発部門自体からのご相談もいただくようになったり、自動車産業以外からの問い合わせも増加したりしました。
Web集客で販路開拓
金型は他の多くのBtoBビジネス同様に、一品一葉のオーダーメイドとして生産されるものです。そのため当初のフジイ金型のサイトには商品ページはなく、事例ページや技術ページで提供サービスを紹介していました。しかし、これだと閲覧者(見込み顧客)にとってはフジイ金型が何を提供しているのかわかりにくい状態になっていました。
それを回避し、誰向けにどんな価値提供をしているのかを解説するために商品ページを作成しました。商品ページのページタイトルにはすべて「ダイカスト金型」というキーワードを入れるとともに、「設計・製作」「修理・保守」「改造」というような作業区分にわけてそれぞれの詳細を解説することで、商品選択のための情報提供にしました。
得られた成果:ターゲットキーワードで検索1位を獲得
「ダイカスト金型 製作」などの重要キーワードで自然検索1~3位という上位を保ち、集客効果が飛躍. また、自社の強みが生かせる引き合いが増える一方で、対象外の相談が減り、営業効率の改善も実現しました。
採用強化・技術継承
人材確保が困難な時代を迎え、技術を継承してくれる人材の採用は重要課題です。「年間休日137日への挑戦!」などの働き方改革を実践し、それを採用コンテンツとして積極的に発信しています。
また、「マンガでわかるダイカスト金型」など、専門業界に対して親しみや興味を持ち、理解を深めてもらうためのオリジナルコンテンツも拡充しています。
得られた成果:70代から20代まで在籍、業界紙に取り上げられる
10年間の企業成長のなかで社員数も着実に増加し、金型の生産能力向上など提供サービスのさらなる付加価値創出にもつながっています。 また、活躍できる職場環境改善の取り組みは業界紙にも取り上げられるなど注目を浴び、企業のブランディングにも寄与しています。
事業承継・経営ビジョンの発信
経営層の世代交代のなかで、会社の成り立ちやこれまでに培ってきた歴史を記録するとともに、これからの経営ビジョンを伝えるため、創立40周年を機に専門のライターによる取材を入れて社史を編纂しました。
Webサイトでも「フジイ金型の歴史」コンテンツをつくるなかでその情報を社内外に向けて発信しました。得られた成果:未来に向けた経営ビジョンを確立
事業承継は業種業界を問わず、日本中の企業が抱えている経営課題です。Webサイトという、あらゆるステークホルダーの目に触れる媒体にどのように掲載するかを考えることは、未来に向けたこれからの経営ビジョンをどのようにするかを考える機会にもつながります。
Webサイト運営のアウトソーシングで、
事業計画の成功確率向上に貢献
通常、BoundForではクライアント企業ご自身でサイト運営ができるようにするための仕組みづくり支援や人材育成を提供しております。これは、企業のWebマーケティング活動は他の営業活動と密接に関連しており、外部のWeb業者を介在させずに運営できる体制を構築する方が、迅速かつ柔軟に情報発信できると考えているためです。
しかし、フジイ金型の事例ではこのアプローチとは異なり、Webサイト運営をアウトソーシングしていただきました。アウトソーシングには「専門家の知見を活用できる」「本業に専念できる」といったメリットがありますが、これに加えて決裁権のある藤井社長から直接的にアウトソーシングされたことが、事業計画の早い段階で外部視点に基づきコンテンツ化できるという利点ももたらしました。
これにより、コンテンツを早めに準備できただけでなく、コンテンツのチェックを通して、独りよがりな計画になっていないか、競合との差別化ができているかなど、事業計画をより客観視できるようになりました。これが事業計画の成功確率を高め、着実な企業運営を実現に貢献しています。
Implemented Solutions
※本事例は、株式会社BoundForへの組織統合以前に、前身の株式会社あやとりにて実施・掲載許諾をいただいた内容です。
製造業の「強み」を、
デジタルで資産に変える。
フジイ金型様のように、長年培った技術力を正しく可視化し、新規獲得や採用強化へ繋げる戦略的Web活用について、専門コンサルタントが詳しく解説いたします。