水・環境事業 DX推進部

メタウォーター株式会社様

メタウォーター株式会社様 ロゴ

部門横断でキーパーソンが「ビジネスプロセスの全体像」を可視化。 組織の壁を越えた顧客起点DXを始動。

水・環境事業を担うメタウォーター株式会社は、企業成長に伴う業務の多様化と細分化、および部門ごとの専門性の深化により、組織全体としての連携強化を課題としていました。そこで、DX・BPRの推進方向を明確にするため、部門横断的なキーパーソンにより「ビジネスプロセス変革研修」をおこないました。

BoundForは、このチームに対し、顧客視点での事業活動全体を俯瞰(ふかん)し、共通認識を醸成することを目的に、ビジネスプロセスマップ可視化ワークショップを提供しました。これにより、ツールの導入ありきではない、真の課題と変革のチャンス領域の共通理解を可能にしました。

Company Profile

事業内容
浄水場・下水処理場・ごみ処理施設向け設備などの設計・建設、各種機器類の設計・製造・販売、補修工事、運転管理などの各種サービスの提供
売上高
連結:1,790億9,400万円 (2025年度)
従業員数
連結 3,883人 (2025年3月31日現在)
本社所在地
東京都千代田区

抱えていた課題・背景

  • 企業成長に伴う業務が分散。目下の業務に追われ、変革の余力がない状態だった
  • チームワークを高めて、より高いパフォーマンスを発揮するためには、部門間の相互理解とデータ連携をより強化する必要があった
  • 顧客(自治体や市民)のカスタマーサクセスにより貢献できる仕組みをつくりたかった

取り組んだこと・解決ポイント

  • ビジネスプロセスマップを作成し、顧客視点で事業全体のバリューチェーンを可視化
  • 部門横断のキーパーソンを選抜し、「同じ景色」を眺めながら、あるべき姿の対話を実施
  • 業務生産性向上と顧客提供価値向上の両面から、7つの重点テーマを設定
ワークショップ風景 01
ワークショップ風景 02
ビジネスプロセスマップ 01
ビジネスプロセスマップ 02

CUSTOMER INTERVIEW

Q1.

実施する前は、どんなことで悩んでいましたか?

企業成長に伴い業務が拡張する中で、業務の多様化や複雑化が進んでいました。特に、部門間の相互理解と連携強化、および営業提案や納入後のカスタマーサポートが個人の能力に依存している点が課題でした。
個人の能力が高いことは当社の強みではありますが、そのような社員の属人的能力に頼り、目下の業務に追われている状況は解決したいと思っておりました。より社員が活躍し、価値の高い活動に取り組むための「余力」を生み出すための、根本的な変革が必要だと感じていました。

Q2.

何がきっかけで、BoundForを知りましたか?

DX推進室のメンバーが、ビジネスプロセスマップ作成に関するBoundForさんの公開講座を受講したことがきっかけです。そのなかで、技術的な方法論だけでなく、「チームメンバーの関係性の質を高めなければ、成果の質は上がらない」という人間中心アプローチに特に惹かれました。

Q3.

何が決め手となって、当社のワークショップを採用いただけましたか?

DXを推進する上で、ITツール導入が目的化するのを避けたかったからです。BoundForさんのアプローチは、「顧客や社会のニーズ」を起点に、製品、サービス、組織、企業文化までをすべて変革の対象とするDXの定義に基づいている点が明確でした。また、事業を深く理解しているメンバー同士が「同じ景色を眺めながら対話」し、真の課題と価値創造のチャンスを見つけ出す手法が、変革の第一歩として最適だと判断しました。

Q4.

実際にビジネスプロセス可視化ワークショップを実施してみていかがですか?

ワークショップには、営業、技術、建設、サービスソリューションなど、当社の未来を担うキーパーソンを部門横断的に選抜してに参加してもらいました。議論を通じて、部門を超えた視点で問題を俯瞰する重要性を再認識し、全体最適の必要性を強く感じました。これまで曖昧だった部門間の課題や連携不足が、一枚のマップ上で明確に特定できたのが大きな成果です。特に、「次工程の社員を顧客とみなす」というプロセスゴールの発想で、横串が刺さった「あるべき業務」の認識合わせが進みました。

Q5.

今後の御社の展望、取り組もうとされていることを教えてください

ワークショップで特定された「データの一元化と情報共有」など7つの重点改革テーマについて、部門間連携を深めながら具体的な活動を実践していきます。DX実現のためには「デジタルトランスフォーメーション」の前に「データトランスフォーメーション」が必要だと捉え、データを資産として共有することに注力します。また、付加価値の源泉が企画やアフターサービスにシフトしているという示唆に基づき、納入後のカスタマーサポートからR&Dへのフィードバックループ強化にも注力し、「強くて良い組織」を目指します。

導入された商品・サービス

※本事例は、株式会社BoundForへの組織統合以前に、前身の株式会社あやとりにて実施・掲載許諾をいただいた内容です。

変革の種は、対話の中にこそある

メタウォーター様が実施したワークショップの具体的な手法や、貴社への適用イメージについて、専門のコンサルタントが詳しくお話しします。貴社の組織変革を、可視化と共創で加速させましょう。